私は理系の大学生だが数学が苦手である。 世間一般ではおそらくできる方なのだろうが、いかんせん通っている大学が大学なのですぐに授業についていけなくなる。 なにより授業が楽しくない。 謎の文字が踊る数式をいじくりまわして謎の計算結果が出てくる様を…
大学に入るとまとまった自由時間ができる。 おかげで多少は新しいことをやろうという気分になる。 だから現代っ子のテレビっ子の私も本を読もうと思う機会が増えた。 そんなことでまだ読書歴の浅い私なのだが、本の大切さに気づいたのでメモを残しておく。 …
『私と私以外の話』の記事で「他人とはなにか」、『お箸のお話』の記事で「他人をどう見ているか/他人にどう見られているか」をどう考えているかをまとめた。 今回は他人観の結「私にとって他人とは何か」について考えをまとめたい。 まずは「他人」の幅を明…
前回は私の他人観についてまとめた。 つまり私が他人をどう考えているか、についてまとめた。 しかし偉そうに他人を語る以上、前回の記事だけでは不十分にすぎる。 「他人」がものであれば前回で十分であったかもしれないが実際は違う。 そう、相手も人間な…
嬉しいことに弊ブログの閲覧数が増えている。 内容的にも自分以外が読んであまり面白くないだろうなと思いながらもブログを始めたので意外である。 飽きるまではたまにでもお付き合いいただければ幸いである。 そんなわけで自分の今までの記事を見返してみた…
京大に通っていると周りに自分より数段頭のいい人がたくさんいる。 当然そういう人たちは私の想像も及ばないほど勉強している。 しかし、そんな勉強大好き人間と話すと決まって謙遜する。 「俺よりわかっている人がたくさんいる。」 「勉強すればするほどわ…
この記事は『価値観の共有は可能か?』で話した体験の感想の続きである。 あの記事の途中で「異なる意見を自己の否定と捉える種類の人」の話をした。 年代や地域によって分布が違うかはなんとも言えないが、このタイプの人種はそれなりに存在していると思う…
日々徒然なるままに日暮しアニメを見ていると、友人間でいさかいが起こる回がある。 そういう場面では十中八九登場するセリフがある。 「お前ためにやったのに。」 アニメだからわざわざ声に出して言っているが、現実でも似たような気分になることはあると思…
悲しい。実に悲しいことに直面してしまった。 他人と会話するということは時に虚しいものなんだと思った。 私は会話を、話題に関した持論を展開する場だと思っている。 相手の意見も聞き、自分の意見も聞く。 会社の会議でもないのだから侃々諤々とお互い言…
ここ何日か久々の鬱状態に苦しめられていた。 鬱の時、自分のことばかり考えてしまう。そして自分のあまりの無能さに腹が立ってくる。いつものやつだ。 そして最近、いつも同じ結論に落ち着く。 私の真の問題・病気は「がんばらない」ことではないか、と。 …
前回「人生に無駄〜」では、効率化が社会の無駄を省いていることを述べた。 特に顕著なのは時間だろう。 少し前なら20分かかっていた調べ物も今では3秒で終わるし、休日自ら買いに行く必要もなくクリックひとつでほしい品物が届く。 昔なら考えられないく…
テレビを見ていると、しばしば知らない言葉や事柄と遭遇する。 私はそういうのが結構気になるタチなのですぐスマホなりパソコンなりで調べることが多い。 このご時世、調べようとしたら検索によってすぐに調べられる。 実に便利だ。 暇なときにyoutubeを見ん…
他者と話すとき、納得できないことを主張されることが多くある。 しかもそういう相手に限って強く主張してきたりするからタチが悪い。 その時ついその人の主張を、その人自身を否定したくなるがそれは危険なことであるということに気がついた。 ここで「否定…
大学の講義にはまったくもって面白くないものがいくつかある。 私の理解力のなさか、私の知識の乏しさか、教授の話術のなさか、とにかく退屈な講義がある。 そうなると自然にサボることを考える。面白くもない授業を受けるために朝から起きるのは虚無でしか…
平日は忙しい。文字を書く暇も考える暇もない。 しかしきっと社会に出たらもっと忙しくなるだろう。 一生社会人になりたくないという思いが日々強くなっているが、現状の日本ではそういうわけには行かなそうだ。 AIには是非とも頑張ってほしい。 なんて言う…
私はあまりSNSをする方ではない。なんとなく慣れないまま数年が経ち、結局慣れないまま今に至る。 だが世間はそうではないらしい。ツイッターだのインスタグラムだの、気づけばテレビからもそんな単語が毎日聞こえてくる。 私もSNSの使い方に慣れていれば楽…
もし、今なにか大切なものを失いそうになっているなら、何が大切なのかわからなくなりそうなとき、一度それとは『逆』を考えてみてほしい。 ものの分析には客観性が必要不可欠である。 しかし分析するのは人であるため完全な客観性の排除は不可能である。 こ…
幼少期、祖父がこんなことを言っていた。 「どんなことも、想定内にすれば怖くない」 当時この言葉の深さはわからなかったが、今や私の座右の銘になっている。 人は、というか動物は、自分の想定していないことが不得手である。 パニックになって適切に対処…
ここ数年でスマートフォンは急速に普及した。 日進月歩で日々の生活が便利になっていく。 もうスマホなしの生活なんて考えられないというくらいにスマホは我々の生活に根付いた。 しかしこれだけの変化を以てしても人の適応力を超えることは出来なかった。 …
自分の限界について考えたことはあるだろうか。 これは能力的な話でも良いし、そうでなくて「どこまでが自分なのか」という限界でもいい。本質は同じことだ。 この世界ではどこまでの範囲が『私』に属しているのだろうか。 2019年の私はこういうだろう。 私…
GWが終わって早速つらいお気持ちになっている私です。 それにしても忙しいと何も考えられないことを自覚する。 目の前のことだけを追って、頭を使わず体を動かしている、そんな感じ。 忙殺とは言い得て妙だ。 本当に漢字とは良く出来ている。 まさに心を亡く…
GWももう終わりですが、私は今ハッピーな気持ちでいます。 ブログを始めた時は誰もこんなブログ読まないだろうと思っていましたが意外や意外、読んでくれる方がいらっしゃるようで嬉しい限りです。 しがない大学生の落書きですがこれからも楽しんでもらえる…
GWは時間がたくさんあるのでつい色々考えてしまう。 俺はなんで生まれたんだろうか。 俺はなんで生きているのだろうか。 ふとそう思う時があるだろう。 しかしこれを考えだした時、基本答えが出ず鬱になって終わる。 私はそういう経験を何度もしてきた。 こ…
自由になりたい 将来そう強く思う時が来るかもしれない。 だがその時は一度冷静になって考えてほしい。 「自由」の定義を。 自由を求めるということは現状が不自由と感じているのだろう。 今だってそうだ、本当にやる必要があるかわからないようなレポートに…
私はなんと学ばない人間なのだろう。 これだけ自分に向けて文章を書いているのにまた同じ過ちをした。 人間、一度染み付いた癖や傾向は変わらないようだ。 先日友人と麻雀をやって大敗を喫した。 負けたことはまあいい。しかし負け方が悪かった。 欲というの…
自省録いいですね。図書館で借りれるようになったら借りたい。 あの番組を見て思ったことをまとめておきたいと思う。 まず、自省録という形態に惹かれるものがあった。 どういうことかというと自分で思ったことを自分でまとめて自分で活かしているという点が…
新しい元号に変わった。いつか今日の日を振り返る時が来るかもしれないし、来ないかもしれない。 しかし、どんな時代になったとしても人生を楽しむことを忘れないで欲しい。 嫌なら逃げればいいし、やりたいならとことんやればいい。 世の中の人は俺が思って…
「我々が生きているのは何次元か?」 この問いに多くの人は3と答えるだろう。 しかし私はこの問いに違う答えを持っている。 哲学的視点から見るとこの問いはもっと難しい。 なぜ急にこんなことを言い出したのかというと、先日知り合いの間で揉め事があり、人…
私は大学生なのでほぼ毎日大学に通っている。 興味のあることやないことを勉強しているだけの生活を許されている期間である。 講義を受けているとたくさんの知らないことを学ぶことができる。 そんな時ふと思うのだ。 「ああ、俺は何も知らないんだな。」と …
ネットが炎上する、という言葉もすっかり人口に膾炙したように思える。 有名人や、最近では一般人でも、不適切な行動などが引き金となってネットで袋叩きされることが定期的に起こっている。 この炎上という現象には2種類の登場人物がいることを忘れがちであ…