とある京大生の人生観

浅い思考の殴り書き

がんばらない症候群

 ここ何日か久々の鬱状態に苦しめられていた。

 鬱の時、自分のことばかり考えてしまう。そして自分のあまりの無能さに腹が立ってくる。いつものやつだ。

 

 そして最近、いつも同じ結論に落ち着く。

 

 

 私の真の問題・病気は「がんばらない」ことではないか、と。

 

 

 ミクロな例だと、大学の課題を頑張らない。

 提出しないわけではないが、好成績を狙いに行こうなどとは一度も思ったことがない。

 他の人が向上心を持って提出物のクオリティーをあげていても、自分も頑張ろうと決して思えない。

 とりあえずこれでいいだろう、そんないい加減な気持ちしか持てない。

 

 マクロな例だと、とにかく趣味がない。

 趣味はなんですかと聞かれても、なにも本気で頑張ったことがないので黙るしか無い。

 本当になにもない。

 惰性でテレビを見て、惰性でアニメを追っているが、何かのタイトルを本気で好きになることはない。

 全ての行動(自分の意志100%の自由行動でも)本気では行動していない。

 

 

 

 これまでは色々と言い訳をしてきた。

 

 「まだ自分の好きなことが見つかっていないだけだ」

 「本気にならなくても良いレベルのことだから」

 

 

 しかし三つ子の魂百までということらしい。

 20歳を超えてもこの無気力さはなくならなかった。

 

 

 頑張れないのではない、「頑張らない」のだ。

 

 漠然とした絶望感や恒常的な虚無感はきっとこれが原因だ。

 

 

 

 私はこの症状を「がんばらない症候群」と命名したい。

 これが私固有の症状なのか、同じ症状の人が存在しているのかはわからない。

 しかしこれこそが私にとって至上の考慮事項であると思う。  

 

 他人からしたら甘えだと言われても仕方ないだろう。

 でもこの何にも頑張らない性癖というのは一種の病気だと思う。

 何事にも頑張れない、頑張る能力の欠如というのはなかなかに厳しい。

 

 

 

 今回は精神的にきついせいか愚痴っぽくなってしまった。

 現状、有効な解決手段が見つかっていないこの症状だが、この病を治さない限り真の幸せは手に入らないと思う。

 これからも気づいたことを記録することで、なんとかこの病気を克服したい。

 

 

 

 

 いつかこのブログが私のカルテとなるかもしれない。

 そのために少しブログを頑張ってみたい。

 

 

 そして、もし他の似たような状態の誰かの一助になれば幸いである。