とある京大生の人生観

浅い思考の殴り書き

愚痴・感想

0は1と100を見つめる

朝、起きてスマホを開くとそこには知り合いのツイートが流れている。 昼、大学には顔だけ知っている学部の知り合いがたくさんいる。 夜、サークルの飲み会には仲のいい人が数人いる。 寝る前、ツイッターにたくさんいる知り合いを見ながら独りに戻る。 我々…

受け流すこと柳のごとし

あけましておめでとうございます。 社会人になるデッドラインが日々近づいている事実にただ震えています。 正月ということで実家では親戚が一堂に会して宴会が行われた。 その時は私の酒を飲んでいたので何を話したのか何を聞いたのかあまり覚えていない。 …

今日も私は興味のないことを勉強する

お久しぶりです。 学祭やら勉強やらその他やらで忙しく、いや現在進行形で忙しいのでなかなかブログを更新する時間が取れなくなってしまいました。 しかしどれだけ細くなっても書きたいことが尽きるまで(つまり飽きるまで)は切れることはないと思うので、ど…

他人を思いやる優しい人たち

ツイッターやその他SNS、ニュースサイト、掲示板などを見ていると自分とまるで関係のないであろうことにいちいちコメントしている人々を見かけることがある。 まあこういう人がいるのは理解できる。昔からもそういう人種はいたしネット以外のところでもまま…

単純に、純粋に、まっすぐに、

先日、テレビをつけるとフィギュアスケートを中継していた。 しばらく見ていなかったので見てもいいかなとなんとなく視聴していた私は驚いた。 当たり前のように画面に今のジャンプの名前や点数、難しさなど、たくさんの情報がリアルタイムで表示されたのだ…

解釈に潜む本性

日常生活で話すとき。 テレビでおじさんが議論しているとき。 ネットで他人の意見を見るとき。 時折とんでもない解釈をしている人を見かける時がある。 それはもうまるっきりこちらの想像の範疇外の受け取り方で逆に感心するレベルのものもある。 そしてその…

『自由』の囁き

天国のような夏休みが終わり、これがあるべき姿だと言わんばかりに週5の大学生活が再開した。 ああ自由な夏休みは終わってしまった。 そんな嘆きを胸に毎日すし詰めの教室へ向かった10月第1週。 しかしなぜだろう、週末には夏休みへの固執はすっかり無くなっ…

Xを伴う諦め

この人が何を言っているのか理解できない。 この文章の言っていることは考えられない。 どうしてそんなことが言えるのか。 どうやったらそんな考えに至るのか。 自分の考えの及ぶところの埒外の考えに出会った時、その瞬間には人は諦めるほかない。 これは自…

比較からの解放

今の時代、誰でも自分を発信することが可能になった。 何をした、何を食べた、どこに行った、そしてどれだけ楽しかったか。 いつでもどこでも簡単に発信できる時代である。 そして誰もがそれを見られる時代である。 これらの情報は自分にほぼ価値のないこと…

学問なるもの

夏休みになってこれまでになくダラダラした生活を送っている。 そんな夏休みは自分の学びたいことの玄関を覗くに限る。 なんの役に立つかわからない、しかしまるっきり無駄どいうほどでもない、そういう分野の入り口を見てみるのがなんとも楽しい。 大学では…

意志薄弱はかく語りき

初志貫徹という言葉がある。 だがあいにく私はこれを実践したことがない。 初志を持つほどの大きな目標を持ったこともなければ、貫徹する強さもない。 この記事はそんな私が開き直った結果の産物である。 「一度決めたことなら最後までやれ。」 私は正直そん…

その闇照らすべからず

先日母と話していたとき、母が好きな俳優についての噂を私に教えてきた。 噂の内容については、とても信用できないような下世話なものだったのだが、私はそもそもそんな噂を母がどこで知ったのかが気になった。 母はSNSなどやっていない。いくら今のテレビで…

知の所在、私の知

長かったような短かったようなテスト期間が終わった。 今という時代はなんと便利だろう、テスト範囲の単語を検索するとそれを解説したわかりやすいサイトがたくさん出てくる。 それらや教科書をテスト前は必死に知識を頭に叩き込んでいた。 もちろんやってい…

歴史の面白さ

これまでの人生、理系ぶっていたのであまり歴史を真剣に学ぶ機会がなかった。 そもそも理系に関係なく歴史を学ぶモチベーションがなかった。 しかし二十数年生きてみてようやく歴史を学ぶ意味がわかった気がしたのでメモを残す。 「歴史を学ぶ」とは「経験せ…

「わかりやすい」とはいいことなのか

先日久しぶりに梅田の駅に行くと案内板が増えていて驚いた。 昔は梅田ダンジョンの異名通り、目的の出口に出るだけで一苦労だった。 それが今では行きたい場所へあっという間に行ける。 なんともわかりやすくなっていた。 しかし、なぜだろう、わかりやすく…

私、家族、友達、他人

『私と私以外の話』の記事で「他人とはなにか」、『お箸のお話』の記事で「他人をどう見ているか/他人にどう見られているか」をどう考えているかをまとめた。 今回は他人観の結「私にとって他人とは何か」について考えをまとめたい。 まずは「他人」の幅を明…

お箸のお話

前回は私の他人観についてまとめた。 つまり私が他人をどう考えているか、についてまとめた。 しかし偉そうに他人を語る以上、前回の記事だけでは不十分にすぎる。 「他人」がものであれば前回で十分であったかもしれないが実際は違う。 そう、相手も人間な…

私と私以外の話

嬉しいことに弊ブログの閲覧数が増えている。 内容的にも自分以外が読んであまり面白くないだろうなと思いながらもブログを始めたので意外である。 飽きるまではたまにでもお付き合いいただければ幸いである。 そんなわけで自分の今までの記事を見返してみた…

自分が認められる自分でいられるために

この記事は『価値観の共有は可能か?』で話した体験の感想の続きである。 あの記事の途中で「異なる意見を自己の否定と捉える種類の人」の話をした。 年代や地域によって分布が違うかはなんとも言えないが、このタイプの人種はそれなりに存在していると思う…

価値観の共有は可能か?

悲しい。実に悲しいことに直面してしまった。 他人と会話するということは時に虚しいものなんだと思った。 私は会話を、話題に関した持論を展開する場だと思っている。 相手の意見も聞き、自分の意見も聞く。 会社の会議でもないのだから侃々諤々とお互い言…

曰く、「効率化が余裕を滅ぼした」

前回「人生に無駄〜」では、効率化が社会の無駄を省いていることを述べた。 特に顕著なのは時間だろう。 少し前なら20分かかっていた調べ物も今では3秒で終わるし、休日自ら買いに行く必要もなくクリックひとつでほしい品物が届く。 昔なら考えられないく…

人生に無駄などない。もしくは人生こそ至上の無駄なのか。

テレビを見ていると、しばしば知らない言葉や事柄と遭遇する。 私はそういうのが結構気になるタチなのですぐスマホなりパソコンなりで調べることが多い。 このご時世、調べようとしたら検索によってすぐに調べられる。 実に便利だ。 暇なときにyoutubeを見ん…

徒然なる日常の備忘録の開始

平成が終わるらしいのでブログを始めることにした。 幸福なことに毎日色々なことが身の回りで起こっている。それを受けて私はいつもなんの益にもならないことを考えている。 人生はわからないことばかりだ。 だから珍しく少しわかった気になれたものを書き残…