とある京大生の人生観

浅い思考の殴り書き

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

世界画一化仮説

今の社会は多様化していると思いますか? 若い女性の間ではタピオカというものが流行っているという。 聞くところによると何時間も並んで買うらしい。 そんなに美味しいのかと気になる気持ちもあるが、どうやら彼女らは美味しかどうかが問題ではないらしい。…

「わかりやすい」とはいいことなのか

先日久しぶりに梅田の駅に行くと案内板が増えていて驚いた。 昔は梅田ダンジョンの異名通り、目的の出口に出るだけで一苦労だった。 それが今では行きたい場所へあっという間に行ける。 なんともわかりやすくなっていた。 しかし、なぜだろう、わかりやすく…

数学は考え方の学問である

私は理系の大学生だが数学が苦手である。 世間一般ではおそらくできる方なのだろうが、いかんせん通っている大学が大学なのですぐに授業についていけなくなる。 なにより授業が楽しくない。 謎の文字が踊る数式をいじくりまわして謎の計算結果が出てくる様を…

先人の足跡をたどる

大学に入るとまとまった自由時間ができる。 おかげで多少は新しいことをやろうという気分になる。 だから現代っ子のテレビっ子の私も本を読もうと思う機会が増えた。 そんなことでまだ読書歴の浅い私なのだが、本の大切さに気づいたのでメモを残しておく。 …

私、家族、友達、他人

『私と私以外の話』の記事で「他人とはなにか」、『お箸のお話』の記事で「他人をどう見ているか/他人にどう見られているか」をどう考えているかをまとめた。 今回は他人観の結「私にとって他人とは何か」について考えをまとめたい。 まずは「他人」の幅を明…

お箸のお話

前回は私の他人観についてまとめた。 つまり私が他人をどう考えているか、についてまとめた。 しかし偉そうに他人を語る以上、前回の記事だけでは不十分にすぎる。 「他人」がものであれば前回で十分であったかもしれないが実際は違う。 そう、相手も人間な…

私と私以外の話

嬉しいことに弊ブログの閲覧数が増えている。 内容的にも自分以外が読んであまり面白くないだろうなと思いながらもブログを始めたので意外である。 飽きるまではたまにでもお付き合いいただければ幸いである。 そんなわけで自分の今までの記事を見返してみた…

是れ知るなり

京大に通っていると周りに自分より数段頭のいい人がたくさんいる。 当然そういう人たちは私の想像も及ばないほど勉強している。 しかし、そんな勉強大好き人間と話すと決まって謙遜する。 「俺よりわかっている人がたくさんいる。」 「勉強すればするほどわ…

自分が認められる自分でいられるために

この記事は『価値観の共有は可能か?』で話した体験の感想の続きである。 あの記事の途中で「異なる意見を自己の否定と捉える種類の人」の話をした。 年代や地域によって分布が違うかはなんとも言えないが、このタイプの人種はそれなりに存在していると思う…

「誰かのために」は危険

日々徒然なるままに日暮しアニメを見ていると、友人間でいさかいが起こる回がある。 そういう場面では十中八九登場するセリフがある。 「お前ためにやったのに。」 アニメだからわざわざ声に出して言っているが、現実でも似たような気分になることはあると思…

価値観の共有は可能か?

悲しい。実に悲しいことに直面してしまった。 他人と会話するということは時に虚しいものなんだと思った。 私は会話を、話題に関した持論を展開する場だと思っている。 相手の意見も聞き、自分の意見も聞く。 会社の会議でもないのだから侃々諤々とお互い言…