とある京大生の人生観

浅い思考の殴り書き

自省・自戒

ちゃんとした人になるために

今週私はまた失敗した。 前々から思っていたが、私はとにかく油断が多い。 最後の最後で気を抜いて失敗することが人生で何度もあった。 もうこれ以上同じ過ちを繰り返したくない。 そういう動機で筆を執った記事である。 もしかしたらこれは、私にとっては最…

嫌わない、信じない、戦わない

世の中には多種多様な人がいる。 いい人、悪い人、優しい人、優しくない人、面白い人、面白くない人、正しい人、正しくない人、等々。 口に出さなくても心の中では様々な尺度で他人を測る。 これは損得勘定という意味もあるがそれだけではない。 この人とい…

「思惟」からの護身術

夏休みは時間がある。 だから無駄に考えて無駄に気分が沈む。 人は得てして考えるから不幸になる。 わからぬ未来、漠然たる将来、得体のしれない不安。 考えるだけでは何も解決しないのに、考えずにはいられない。 なにか打ち込めるものがあればいいが生憎そ…

脳を耕す

早くも前期テスト期間が近づき、一般教養から専門科目まで広く勉強している。 日頃から勉強していればここまで必死にやらなくてもいいのだが、それができない。 こんな感じで毎年テスト期間が近づくと慌てて大学の勉強をしているわけである。 勉強というのは…

既知への帰着

自分の知らない言語、例えば私の場合フランス語で書かれた文を読もうと思った時、当然自分の知っている言語、つまり日本語に翻訳しなければ理解することはできない。 つまり「未知の言語」を「既知の言語」に帰着しているということになる。 人は知っている…

数学は考え方の学問である

私は理系の大学生だが数学が苦手である。 世間一般ではおそらくできる方なのだろうが、いかんせん通っている大学が大学なのですぐに授業についていけなくなる。 なにより授業が楽しくない。 謎の文字が踊る数式をいじくりまわして謎の計算結果が出てくる様を…

先人の足跡をたどる

大学に入るとまとまった自由時間ができる。 おかげで多少は新しいことをやろうという気分になる。 だから現代っ子のテレビっ子の私も本を読もうと思う機会が増えた。 そんなことでまだ読書歴の浅い私なのだが、本の大切さに気づいたのでメモを残しておく。 …

是れ知るなり

京大に通っていると周りに自分より数段頭のいい人がたくさんいる。 当然そういう人たちは私の想像も及ばないほど勉強している。 しかし、そんな勉強大好き人間と話すと決まって謙遜する。 「俺よりわかっている人がたくさんいる。」 「勉強すればするほどわ…

「誰かのために」は危険

日々徒然なるままに日暮しアニメを見ていると、友人間でいさかいが起こる回がある。 そういう場面では十中八九登場するセリフがある。 「お前ためにやったのに。」 アニメだからわざわざ声に出して言っているが、現実でも似たような気分になることはあると思…

がんばらない症候群

ここ何日か久々の鬱状態に苦しめられていた。 鬱の時、自分のことばかり考えてしまう。そして自分のあまりの無能さに腹が立ってくる。いつものやつだ。 そして最近、いつも同じ結論に落ち着く。 私の真の問題・病気は「がんばらない」ことではないか、と。 …

曖昧な境界線の上で

他者と話すとき、納得できないことを主張されることが多くある。 しかもそういう相手に限って強く主張してきたりするからタチが悪い。 その時ついその人の主張を、その人自身を否定したくなるがそれは危険なことであるということに気がついた。 ここで「否定…

世界は極めて簡潔である

大学の講義にはまったくもって面白くないものがいくつかある。 私の理解力のなさか、私の知識の乏しさか、教授の話術のなさか、とにかく退屈な講義がある。 そうなると自然にサボることを考える。面白くもない授業を受けるために朝から起きるのは虚無でしか…

走れ、食え、寝ろ

平日は忙しい。文字を書く暇も考える暇もない。 しかしきっと社会に出たらもっと忙しくなるだろう。 一生社会人になりたくないという思いが日々強くなっているが、現状の日本ではそういうわけには行かなそうだ。 AIには是非とも頑張ってほしい。 なんて言う…

感情の仮託

私はあまりSNSをする方ではない。なんとなく慣れないまま数年が経ち、結局慣れないまま今に至る。 だが世間はそうではないらしい。ツイッターだのインスタグラムだの、気づけばテレビからもそんな単語が毎日聞こえてくる。 私もSNSの使い方に慣れていれば楽…

『逆』を愛せ

もし、今なにか大切なものを失いそうになっているなら、何が大切なのかわからなくなりそうなとき、一度それとは『逆』を考えてみてほしい。 ものの分析には客観性が必要不可欠である。 しかし分析するのは人であるため完全な客観性の排除は不可能である。 こ…

万物を想定せよ

幼少期、祖父がこんなことを言っていた。 「どんなことも、想定内にすれば怖くない」 当時この言葉の深さはわからなかったが、今や私の座右の銘になっている。 人は、というか動物は、自分の想定していないことが不得手である。 パニックになって適切に対処…

当たり前などない

ここ数年でスマートフォンは急速に普及した。 日進月歩で日々の生活が便利になっていく。 もうスマホなしの生活なんて考えられないというくらいにスマホは我々の生活に根付いた。 しかしこれだけの変化を以てしても人の適応力を超えることは出来なかった。 …

私の限界

自分の限界について考えたことはあるだろうか。 これは能力的な話でも良いし、そうでなくて「どこまでが自分なのか」という限界でもいい。本質は同じことだ。 この世界ではどこまでの範囲が『私』に属しているのだろうか。 2019年の私はこういうだろう。 私…

忙しさは心を亡くす

GWが終わって早速つらいお気持ちになっている私です。 それにしても忙しいと何も考えられないことを自覚する。 目の前のことだけを追って、頭を使わず体を動かしている、そんな感じ。 忙殺とは言い得て妙だ。 本当に漢字とは良く出来ている。 まさに心を亡く…

幸せなバカであれ

GWももう終わりですが、私は今ハッピーな気持ちでいます。 ブログを始めた時は誰もこんなブログ読まないだろうと思っていましたが意外や意外、読んでくれる方がいらっしゃるようで嬉しい限りです。 しがない大学生の落書きですがこれからも楽しんでもらえる…

生きがいを探すな

GWは時間がたくさんあるのでつい色々考えてしまう。 俺はなんで生まれたんだろうか。 俺はなんで生きているのだろうか。 ふとそう思う時があるだろう。 しかしこれを考えだした時、基本答えが出ず鬱になって終わる。 私はそういう経験を何度もしてきた。 こ…

不自由とのつきあい方

自由になりたい 将来そう強く思う時が来るかもしれない。 だがその時は一度冷静になって考えてほしい。 「自由」の定義を。 自由を求めるということは現状が不自由と感じているのだろう。 今だってそうだ、本当にやる必要があるかわからないようなレポートに…

驕るな、そして欲するな。

私はなんと学ばない人間なのだろう。 これだけ自分に向けて文章を書いているのにまた同じ過ちをした。 人間、一度染み付いた癖や傾向は変わらないようだ。 先日友人と麻雀をやって大敗を喫した。 負けたことはまあいい。しかし負け方が悪かった。 欲というの…

人生、いい加減くらいが良い加減

自省録いいですね。図書館で借りれるようになったら借りたい。 あの番組を見て思ったことをまとめておきたいと思う。 まず、自省録という形態に惹かれるものがあった。 どういうことかというと自分で思ったことを自分でまとめて自分で活かしているという点が…

令和

新しい元号に変わった。いつか今日の日を振り返る時が来るかもしれないし、来ないかもしれない。 しかし、どんな時代になったとしても人生を楽しむことを忘れないで欲しい。 嫌なら逃げればいいし、やりたいならとことんやればいい。 世の中の人は俺が思って…

世界の交差

「我々が生きているのは何次元か?」 この問いに多くの人は3と答えるだろう。 しかし私はこの問いに違う答えを持っている。 哲学的視点から見るとこの問いはもっと難しい。 なぜ急にこんなことを言い出したのかというと、先日知り合いの間で揉め事があり、人…

「識る」ことと「学ぶ」こと

私は大学生なのでほぼ毎日大学に通っている。 興味のあることやないことを勉強しているだけの生活を許されている期間である。 講義を受けているとたくさんの知らないことを学ぶことができる。 そんな時ふと思うのだ。 「ああ、俺は何も知らないんだな。」と …

正義の強要は正義といえるのか

ネットが炎上する、という言葉もすっかり人口に膾炙したように思える。 有名人や、最近では一般人でも、不適切な行動などが引き金となってネットで袋叩きされることが定期的に起こっている。 この炎上という現象には2種類の登場人物がいることを忘れがちであ…

他人に期待するなかれ

初日にこれだけというのも寂しいので最近、特に強く感じたことを書いておく。 それは 「他人には期待するな。」 ということである。 これは相手のことを軽んじろとかそういうことを言いたいわけではない。 しかし、人間という生物は思考方法に想像以上の個体…