とある京大生の人生観

浅い思考の殴り書き

驕るな、そして欲するな。

 私はなんと学ばない人間なのだろう。

 これだけ自分に向けて文章を書いているのにまた同じ過ちをした。

 人間、一度染み付いた癖や傾向は変わらないようだ。

 

 先日友人と麻雀をやって大敗を喫した。

 負けたことはまあいい。しかし負け方が悪かった。

 欲というのはいつも自分と寄り添って存在している。

 これだけ日々の生活と欲望の距離が近いのなら、自分のしたいことをするのが人生と主張する人がいるのもわかる。

 しかし、欲の中でも自分の幸福を脅かす欲があるということを金輪際忘れないで欲しい。

 それは驕りを伴った欲望である。

 根拠もなく、努力もなく、思慮もない欲望は必ず自分を不幸にする。

 前回の話に通じるが、基本人間が自由にできることなど限られている。

 それなのに、そうとわかっているはずなのに、そこに何らかのきっかけ(特に偶然が続いたことによる勘違い)があると人の欲は暴走する。

 「今の俺ならいけるんじゃないか」と

 「この流れならきっと大丈夫だろう」と

 

 これから常に戒めてほしい。

 

 

 驕るな、欲するな。

 驕りは目を曇らす。欲は心を曇らす。

 

 私の人生の主人公は私かもしれないが、脚本家は必ずとも私とは限らないということを肝に銘じろ。