とある京大生の人生観

浅い思考の殴り書き

2019-01-01から1年間の記事一覧

がんばらない症候群

ここ何日か久々の鬱状態に苦しめられていた。 鬱の時、自分のことばかり考えてしまう。そして自分のあまりの無能さに腹が立ってくる。いつものやつだ。 そして最近、いつも同じ結論に落ち着く。 私の真の問題・病気は「がんばらない」ことではないか、と。 …

曰く、「効率化が余裕を滅ぼした」

前回「人生に無駄〜」では、効率化が社会の無駄を省いていることを述べた。 特に顕著なのは時間だろう。 少し前なら20分かかっていた調べ物も今では3秒で終わるし、休日自ら買いに行く必要もなくクリックひとつでほしい品物が届く。 昔なら考えられないく…

人生に無駄などない。もしくは人生こそ至上の無駄なのか。

テレビを見ていると、しばしば知らない言葉や事柄と遭遇する。 私はそういうのが結構気になるタチなのですぐスマホなりパソコンなりで調べることが多い。 このご時世、調べようとしたら検索によってすぐに調べられる。 実に便利だ。 暇なときにyoutubeを見ん…

曖昧な境界線の上で

他者と話すとき、納得できないことを主張されることが多くある。 しかもそういう相手に限って強く主張してきたりするからタチが悪い。 その時ついその人の主張を、その人自身を否定したくなるがそれは危険なことであるということに気がついた。 ここで「否定…

世界は極めて簡潔である

大学の講義にはまったくもって面白くないものがいくつかある。 私の理解力のなさか、私の知識の乏しさか、教授の話術のなさか、とにかく退屈な講義がある。 そうなると自然にサボることを考える。面白くもない授業を受けるために朝から起きるのは虚無でしか…

走れ、食え、寝ろ

平日は忙しい。文字を書く暇も考える暇もない。 しかしきっと社会に出たらもっと忙しくなるだろう。 一生社会人になりたくないという思いが日々強くなっているが、現状の日本ではそういうわけには行かなそうだ。 AIには是非とも頑張ってほしい。 なんて言う…

感情の仮託

私はあまりSNSをする方ではない。なんとなく慣れないまま数年が経ち、結局慣れないまま今に至る。 だが世間はそうではないらしい。ツイッターだのインスタグラムだの、気づけばテレビからもそんな単語が毎日聞こえてくる。 私もSNSの使い方に慣れていれば楽…

『逆』を愛せ

もし、今なにか大切なものを失いそうになっているなら、何が大切なのかわからなくなりそうなとき、一度それとは『逆』を考えてみてほしい。 ものの分析には客観性が必要不可欠である。 しかし分析するのは人であるため完全な客観性の排除は不可能である。 こ…

万物を想定せよ

幼少期、祖父がこんなことを言っていた。 「どんなことも、想定内にすれば怖くない」 当時この言葉の深さはわからなかったが、今や私の座右の銘になっている。 人は、というか動物は、自分の想定していないことが不得手である。 パニックになって適切に対処…

当たり前などない

ここ数年でスマートフォンは急速に普及した。 日進月歩で日々の生活が便利になっていく。 もうスマホなしの生活なんて考えられないというくらいにスマホは我々の生活に根付いた。 しかしこれだけの変化を以てしても人の適応力を超えることは出来なかった。 …

私の限界

自分の限界について考えたことはあるだろうか。 これは能力的な話でも良いし、そうでなくて「どこまでが自分なのか」という限界でもいい。本質は同じことだ。 この世界ではどこまでの範囲が『私』に属しているのだろうか。 2019年の私はこういうだろう。 私…

忙しさは心を亡くす

GWが終わって早速つらいお気持ちになっている私です。 それにしても忙しいと何も考えられないことを自覚する。 目の前のことだけを追って、頭を使わず体を動かしている、そんな感じ。 忙殺とは言い得て妙だ。 本当に漢字とは良く出来ている。 まさに心を亡く…

幸せなバカであれ

GWももう終わりですが、私は今ハッピーな気持ちでいます。 ブログを始めた時は誰もこんなブログ読まないだろうと思っていましたが意外や意外、読んでくれる方がいらっしゃるようで嬉しい限りです。 しがない大学生の落書きですがこれからも楽しんでもらえる…

生きがいを探すな

GWは時間がたくさんあるのでつい色々考えてしまう。 俺はなんで生まれたんだろうか。 俺はなんで生きているのだろうか。 ふとそう思う時があるだろう。 しかしこれを考えだした時、基本答えが出ず鬱になって終わる。 私はそういう経験を何度もしてきた。 こ…

不自由とのつきあい方

自由になりたい 将来そう強く思う時が来るかもしれない。 だがその時は一度冷静になって考えてほしい。 「自由」の定義を。 自由を求めるということは現状が不自由と感じているのだろう。 今だってそうだ、本当にやる必要があるかわからないようなレポートに…

驕るな、そして欲するな。

私はなんと学ばない人間なのだろう。 これだけ自分に向けて文章を書いているのにまた同じ過ちをした。 人間、一度染み付いた癖や傾向は変わらないようだ。 先日友人と麻雀をやって大敗を喫した。 負けたことはまあいい。しかし負け方が悪かった。 欲というの…

人生、いい加減くらいが良い加減

自省録いいですね。図書館で借りれるようになったら借りたい。 あの番組を見て思ったことをまとめておきたいと思う。 まず、自省録という形態に惹かれるものがあった。 どういうことかというと自分で思ったことを自分でまとめて自分で活かしているという点が…

令和

新しい元号に変わった。いつか今日の日を振り返る時が来るかもしれないし、来ないかもしれない。 しかし、どんな時代になったとしても人生を楽しむことを忘れないで欲しい。 嫌なら逃げればいいし、やりたいならとことんやればいい。 世の中の人は俺が思って…

世界の交差

「我々が生きているのは何次元か?」 この問いに多くの人は3と答えるだろう。 しかし私はこの問いに違う答えを持っている。 哲学的視点から見るとこの問いはもっと難しい。 なぜ急にこんなことを言い出したのかというと、先日知り合いの間で揉め事があり、人…

「識る」ことと「学ぶ」こと

私は大学生なのでほぼ毎日大学に通っている。 興味のあることやないことを勉強しているだけの生活を許されている期間である。 講義を受けているとたくさんの知らないことを学ぶことができる。 そんな時ふと思うのだ。 「ああ、俺は何も知らないんだな。」と …

正義の強要は正義といえるのか

ネットが炎上する、という言葉もすっかり人口に膾炙したように思える。 有名人や、最近では一般人でも、不適切な行動などが引き金となってネットで袋叩きされることが定期的に起こっている。 この炎上という現象には2種類の登場人物がいることを忘れがちであ…

他人に期待するなかれ

初日にこれだけというのも寂しいので最近、特に強く感じたことを書いておく。 それは 「他人には期待するな。」 ということである。 これは相手のことを軽んじろとかそういうことを言いたいわけではない。 しかし、人間という生物は思考方法に想像以上の個体…

徒然なる日常の備忘録の開始

平成が終わるらしいのでブログを始めることにした。 幸福なことに毎日色々なことが身の回りで起こっている。それを受けて私はいつもなんの益にもならないことを考えている。 人生はわからないことばかりだ。 だから珍しく少しわかった気になれたものを書き残…