とある京大生の人生観

浅い思考の殴り書き

無題

 これでいいのだろうか。

 

 時々今のままでいいのかと思う時がある。

 自分では現状に満足している。

 家でダラダラ過ごす時間が好きである。

 しかし周りの人々はもっと活動的だ。

 ゴールもレールも違う他人だが、なぜだろう、自分より先を進んでいるような焦燥感に襲われる。

 他人は他人だと思い続けて言い続けた。

 頭ではそう思っても心はそうではないらしい。

 

 自立心と依存心が交錯している。

 自己矛盾の中にいる。

 

 そんな中でも変わろうとは思えない。

 

 

 現状に満足しているのだ。

 これでいいのかと思う心と別にこれでいいだろと思う心が共存している。

 そこになにかしらの不自由さを感じれば現状を改善する気も起きるだろう。

 だが今、なにか不自由なことはあるだろうか。

 何が不足しているだろう。

 

 これでいいのかという漠然とした不安に形を与えてくれるものがない。

 視野が狭すぎて何が足りていないのかすら気づけない。

 見ようとする努力が私には足りていないのだろうか。

 

 見えるものが増えているこの世界で、ひとり盲目でいるような気分でいる。