とある京大生の人生観

浅い思考の殴り書き

精神的に向上心のないものの年越し

 年号が変わるというただそれだけの理由で始めたブログだが、気づけばもう9ヶ月目となり、今年も終わるらしい。

 なんともまあ早いものだ。

 正直こんなに続くとは自分でもびっくりである(最近頻度がガタ落ちしているが)。

 

 さてこの時期になるとやはり考えることは来年のことだろう。

 どんな1年になるかといろいろ考えたくなる。

 なにかをしたいとか、こんな人になりたいとか、そういう目標や抱負を掲げたくなってくる。

 

 だが私はあえて何も考えないでおきたい。

 

 

 まず、自分の性格を考えるとだいたい大層な目標を立てても何も達成できない。

 それほど人生に真剣ではないし、それほど変わりたいとも思っていない。

 

 そして何より変に期待しているとろくなことにならない。

 期待しているとそれを下回った時悲しい気持ちになるが、何も期待していなければ小さいことでも幸せになれる。

 ドラマや映画やアニメやゲームでこれを何回も経験している。

 たいして期待していないほうがいいのだ。何事も。

 裏切られるくらいなら裏切られる期待そのものをなくした方がいい。

 いろいろ考えた結果、何も考えないで生きていられることの尊さがわかる。

 そんな人生でいいのかは今はわからない。

 変わりたくもないのに変わらないといけなくなる時が来るかもしれない。

 考える自由も、考えない自由も、きっとかりそめの自由だろう。

 しかし、いや、だからこそ大学生のうちはもう少しこれに甘んじたい。

 実践なき思考は徒に心を疲れさせることを私はよく知っている。

 

 

 

 とまあこんな小さくて弱い人間の斜に構えた独白集ですが、何か書きたくなった折に戻ってくるくらいのペースで来年も続けていけたらなと思います。

 読んでくれる(物好きな)みなさんには来年も“期待せず”お付き合いいただけたら幸いです。良いお年を。